竹原慎二のボコボコ相談室


作曲家をめざし、フリーターに。 でも、不安で死にそう。

フリーター-おうさん(25歳)
フリーター
おうさん(25歳)

幼い頃から、作曲家になることが夢でした。一度は就職したのですが、働きながらでは作曲を学ぶ時間もとれないため、今春、思いきって退職しました。今はアルバイトをしながら、作曲の勉強やレッスンにはげんでいます。
いざフリーターになってみると、毎日が不安でしょうがありません。両親や彼女は、「自分のやりたいことを頑張ってほしい」と応援してくれています。でも、本当に自分はやっていけるのか? 親に何かあったとき、将来結婚したとき、家族を養うだけのお金を稼ぐことができるのか? 心配です。

最近になって、悩みはふくらむ一方です。本当にこの道を選んで正しかったのか?社会人が嫌だっただけではないか? 自分はしょせん、与えられた仕事をしている方がお似合いだったのではないか? 次から次に疑問が浮かび、夜も眠れません。

あたりまえのこと
言ってんじゃねえよ。

竹原慎二

やりたいことやって食っていけるか不安? あたりまえじゃ、ボケ。夢で食っていこうとして、いきなりうまくいった人間なんてこの世にはおらん。それどころか、死ぬまでひもじい思いですごしたヤツがゴロゴロしとるわ。
自分の選択や適性を今さら振り返ってもどうにもならん。いったん腹をくくったなら「何がなんでも成功してみせる」と前だけ見とけや。親や彼女が見たいのも、おまえのそういう姿じゃろうが。


どんな世界でも、成功しとるヤツは不安をチカラに変えることができたヤツじゃ。グチャグチャ言っとるヒマがあったら、譜面にかじりつけ。頭ん中が真っ白になるまで勉強せい。不安はそのためのエネルギーじゃ。それが無理なら、とっととサラリーマンに戻っとけ。


フィニッシュブロー

フィニッシュブロー

その不安をネタに、
一曲つくってみろや。

悩めるあなたからの相談はこちらから!

(原則として氏名等の個人情報は公開しませんので、ご安心ください)

«前号 ランチとmixiのことしか頭にない部長。勝ち組だけど、ダメ人間だと思う。

友達ナシ、彼女ナシ。 孤独がつらい。 次号»