驕れる者は久しからず。外資に狙われる大手電機メーカー

NEC・日立・シャープ・パナソニック、日本を代表する大企業が次々とリストラ策を打ち出しています。栄華を極めた一流企業達のドラマは、まだまだこれからです。
さて、2012年のNHK大河ドラマ、見ていますか?そう。「平清盛」です。まるで、電機メーカーの今を示すような選択です。平家にあらずんば人にあらず。驕れる者は久しからず。平家物語の一節は、ご存じですね。

バラ色未来の「人の逆」戦略

日本メーカー、大売出しの日は近い?

天海源一郎

みなさんこんにちは、Mrストップ高の天海源一郎です。円高とデフレ、そして中国や韓国企業の伸びで、日本の電機メーカーは、断末魔状態や。

多くの会社がリストラ策を打ち出しているが、これは、そんじょそこらのリストラでは済まん。米国でも同じことが起きていたから、分かりやすい。

世界最大のパソコンメーカーだったIBMが、パソコン部門を中国のレノボに売ったことを覚えている人は多いんとちゃうか。それまで世界のパソコン製造シェア8位だったレノボは3位になった。そして、パソコン製造を捨てたIBMの株価は今では売却前の2倍以上になっとる。

そこで、日本の電機メーカーや。液晶テレビ・半導体などは、中国や韓国のメーカーに価格では勝てなくなってしもうた。でも技術力や特許がある。ここを狙っている外資の会社は間違いなく多いはずや。

源平の戦いも、源氏だけの力で平家を倒したんやない。鎌倉幕府を支配した北条氏に代表されるように平氏の出身は多いのですよ。

外資に買われて会社が生き返るんやったらそれもいいと思いませんか?

会社が外資に買われた!
それを機会にしぶとく生き延びよう。

天海の知っとくウンチク

天海源一郎

IBMがパソコン部門をレノボに売ったのは、2004年12月、以降、株価は上昇し今では当時の二倍になっとる。シャープは、すでに台湾の鴻海グループと資本提携していて、今後、どうなるか、注目を集めているところ。

それから、アパレルのレナウンが、2010年に買収されたのもあった。この時の株価の動きは面白かった。

自動車会社の日産がフランスのルノー傘下に入り、ゴーンCEOの元で復活したのは生き延びるためのいい見本や。

業績不振の会社の株価は安いはず。利益・売上が落ちて赤字になっているかもしれん。そこに買収で大量の買いが入るんや。 当然、株価は上がることになる。

  • ・買収されたら株価は上がる
    ・不採算事業を切り離しても株価は上がる
    ・中途半端はダメ。思い切らねば上がらない
2010年のレナウンの株価