編集部ハリスの大人的趣味


轟音!レーシングカートで走ってきた2/2

時速100km、新東京サーキットで45秒台を目指す!

1コーナーをアクセル全開度で抜ける

1周936メートルの新東京サーキットですが、ホームストレートではKT100でも時速100キロものスピードがでるそうです。1周936メートルのコースを早い人だと同じマシンで42秒台で走るそうですが、私の場合1コーナーをノーブレーキ&アクセル全開でクリアするのに10周以上もかかってしまい、才能のなさを痛感。この日のラップタイムは47秒がやっと、目標の45秒台には遠く及びませんでした。そして2回の休憩をはさんで49周も走った結果、アバラはシートに押しつけられて青痣だらけ、指はつるし、一人でレーシングスーツを脱ぐこともままならず、しばらくは歩くのも勘弁という程バテてしまいました。
サーキットでレンタルできるラップタイマー(500円)をマシンに装着すると、毎周のラップタイムが電光掲示板に表示され、モチベーションも上がります。


電光板に猛烈なラップを刻む猛者たち

周回を重ねてゆくと、前を走るマシンのタイヤカスがバンバンヘルメットのシールドを叩きます。さらには日ごろの運動不足もあるのでしょうが、20周を超えると、一つ一つのコーナーで首や腕がGに持って行かれないようにするのが超大変。あれから数日たった今も筋肉痛で日常生活に支障アリ・・・。
東水流さんのお話では、新東京サーキットの場合1周で呼吸する回数は3〜4回。時速100キロで命を賭けて走行するカートの疲労と消耗は大変なもので、スポーツとしても相当ハードな競技になるそう。私もいろいろなスポーツを経験しましたが、まさにおっしゃる通り、これほどハードな競技はなかなか見当たりません。やってみよう!という方は、筋トレしてから行ったほうがいいですよ。


アクアラインの渋滞

ということで、帰りはアクアラインの渋滞の中、東京湾の景色を楽しみつつ、上がらない腕と格闘しながら命からがらの帰宅となりました。最後に、軽い気持ちで遊びに行った20年ぶりのレーシングカートでしたが、これでおしまいというわけには・・・う〜ん、まいりません。近々絶対に45秒台を奪取するべくリベンジを誓うのでした。