「医者の言うことは聞いておけ」by Dr.ホッピー


オシッコで失神?しかもアナタのご子息丸出しで!

おいら、失神しちゃいました

日に日にホッピー&ビールが旨く感じる季節になってきましたな。
仕事を終えて、カラッカラになった喉に、シュワシュワの生ビールをゴキュゴキュっと流し込む。そんな極楽のひと時が何よりの楽しみ!という輩はオイラだけじゃないはず。

しか〜し、このグビグビが危なかった。
恥ずかしい話だか、つい先日おいらはこのゴキュゴキュで本当に極楽に逝ってしまったのだ。※もちろんちゃんと帰って来れました。


Dr.ホッピー

仕事上がりはカラカラじゃ、勢いこんでビールを流し込んだはいいが、食道の蠕動運動が追いつかずにビールが食道入口部あたりで停滞。となりゃあその場所で泡が炸裂するわな。食道が急激に拡張され、強烈な痛み。「これマズイ、食道破裂するんじゃね〜の?」と思った次の瞬間、天井と床が逆転。なんでこうなってンの? 意識がしっかりしてきて、ソファに倒れこんで口からビールをあふれ垂らしていた自分に愕然。失神していたのである。しかし、幸いにも失禁はしていなかった。

原因は血圧の急低下による脳虚血。食道の過剰拡張と痛みが、神経の反射を引き起こしたのだ。健康診断の採血で失神なんてのもよくある話だが、これらも急激に低血圧になっただけのことで、この反応は「迷走神経反射」と呼ばれる。


神経系には交感神経と副交感神経の2つがある。交感神経は人体を活発にさせる経路。副交感神経はリラックスさせる経路、と簡単で申し訳ないが、そう思ってくれたまえ。副交感神経と内臓の運動神経は、ほぼ同じ神経線維で、体内のあちらこちらに走り回っているんで「迷走」神経とも呼ばれる。

急激かつ過剰な拡張と痛みが起こった場合、反射的にカラダは迷走神経を介して副交感神経が活発となり、リラックスの方向に過剰反応を起こす。つまり、血圧が一気に下がることになる。そのため、脳へ流れる血も少なくなり意識を失うわけだ。


おしっこのブルブルも迷走神経反射 

志村ケンのバカ殿様。ちょくちょく排尿シーンが出てくるが、排尿後のブルブルってなるやつ、あれも迷走神経反射。どういうことかというと、膀胱に尿をためる時は交感神経が働いて膀胱括約筋(=内尿道括約筋)を緊張させ、膀胱排尿筋(膀胱壁にある平滑筋)を弛緩させている。つまり、蛇口をギュッと閉め、タンクを拡げてくれるのだ。ただし、自律神経であるから、尿意(ションベンが膀胱にたまったというサイン)を感じるまで何の自覚もない。

さて、尿意を感じるも我慢せざるをえないときは交感神経はどうなっているか?ってえと、そりゃあバリバリ刺激が高まっているわな。その高まりは全身的にも交感神経優位の状態を作り出し血圧も上がっている。やっとションベンできる〜!っとドバッと排尿! その時、何が起こっているか?膀胱排尿筋は弛緩状態から180度一変し収縮する。収縮させるのは副交感神経。

すなわち、溜めに溜めた尿を放出するときは、交感神経から副交感神経(迷走神経)へと一気に切り替わる状態となる。つまり、過剰なリラックス状態となり急激な血圧低下が起こる。場合によっては、まさしく失神して失禁とあいなってしまうのじゃ。

ということで、アイ〜ン、ブルブルッ、経験がある読者は十分ご注意あれ……。


今回の出版について

先日、酒匂常男というペンネームで
「医者が教える、知らないと怖い50の真実」
という本を出させていただいた。


医者が教える、知らないと怖い50の真実

怠慢な医者と、医療を食い物にする企業、国民の健康より既得権保護しか考えていない国。購入意欲を高める為のCMに医学知識をすり替えられた哀れな国民。その結果、誤った知識の蔓延でムダ金だけでなく命まで落とす人が実際にいる。

一方ではマスメディアの責任も重い。昨日もNHKの報道に怒りをおぼえた。カプセル内視鏡が「つらい胃カメラからおさらばできる新技術」みたいに報道したからの。自走式の新技術って言ったって、カプセル内視鏡は小腸を観察するモノ。空気を入れて消化管を拡げないと、早期がんを見つけられない胃や大腸の検査の代替えにはならない!

誰かが言い出さなければ変わらない。変われない。だからオイラは吠える。

読者のみなさま、これからも薬局で薬を買うことがあるのなら、悪いことは言わん、その前に一回読んどけよっ。


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医者が教える、知らないと怖い50の真実