「医者の言うことは聞いておけ」by Dr.ホッピー


マスクでインフルエンザ予防は無理。

code-G読者のみなさま、新年おめでとうございます。正月終わって体調はいかがでしょうか。こっちは年末ポツポツだったインフルエンザの患者さんがパラパラと増えてきましたぜ。この調子だと1月中には大流行の第一波到来となっていンじゃねーかと心配しております。ということで、今年も診療中に吠えないようにcode-Gで吠えてさせてもらうぞい!


出たがり教授とテキトーTVが今年もインフル流行ほう助

このシーズンになると、インフルエンザについてスノッブな先生型が連日TVにしゃしゃり出てくる。出てくるだけならどうでもいいのだが、おおむね以下のようなこまった演説をいただくことになるのだ。
〜では、○□大学教授のポニョ先生にインフルエンザのお話をうかがいましょう〜
「ハイ…、インフルエンザはぁ、普通のカゼと違って38.5℃以上の熱がガーンと出て、頭やノドが痛い、咳が出る、関節痛、倦怠感などの症状が強いのが特徴でぇ…」。


Dr.ホッピー

TVなどのメディアに登場する大学教授や研究者が偉そーにコメントする内容は教科書などに書かれているコトそのもの。でもな、先生おっしゃるその“症状”とは、インフルエンザと診断するのに3週間かかっていた30年以上も前に云われ始めた臨床症状なんだぜ。今や検査キットで10分もありゃインフルエンザと診断できる。医学(科学)の進歩じゃな。そんな現代において現場で実際に患者さんを診ているオイラたちにいわせれば、「エッ、これでインフルエンザ?」と首をかしげる症状が少なくないんじゃ。

実例を紹介しよう。つい先日の診察室。30代マダムが来院。前日に37.6℃の熱が出たのだが半日で平熱まで下がって、以降は受診時も36.5℃。
「のど、痛い?」
「いいえ」
「咳は?」
「出るけど気がついたら出るくらいデス」
「ダルイ?関節は?」
「言われればダルイ…かもっ、ウフッ」
とお元気。これって“いわゆる風邪”じゃん。しかし目と目が合ったらナゼか
「検査、しておきます?」
「ウン、やっとこっかなっ」
10分後。A型のインフルエンザでした。

う〜ん。。。
迅速検査キットのおかげでたった10分でインフルエンザの本当の臨床症状が明らかにされたのだった。こんなふうに「ウフッ(はぁと)」と元気なインフルエンザは珍しくない。このような症例は他の実地医と話しても「日常茶飯事だぁに」で広く共有している。

そんな現実を踏まえてメディアに物申す。コメンテーターにアンタ達が選ぶ教授、研究者を振り返ってほしい。彼らは実際に患者さんを診ていない。つまり軽症のインフルエンザが多いなんて知らない。症状を知らないヒトが病気を解説して国民に誤った知識を啓蒙して良いとお考えか?

38.5℃以上の熱がガーンと出て、頭やノドが痛い、咳が出る、関節痛、倦怠感などの症状が強いのがインフルエンザの“特徴”・・・ではなく、「そういった症状が出やすいのがインフルエンザですが、ちょっと微熱程度のインフルエンザも珍しくありませんから御注意を」っていえる教授を用立てることはできんのか。
毎年、「大流行」がキーワードになってしまったインフルエンザ。でもな、あんたたちマスゴミが国民の多くに正しい情報を流していないことがそもそもの大きな要因なんじゃねーのか。


マスクじゃNG“予防法”をチェック

今夜のお食事

「インフルエンザが流行期に入りました。気を付けてください」
ん?一体どんな注意をすればいいのか?ではおさらいしましょう“予防法”。


・マスク…マスク越しに線香の匂いがしない。このくらいの性能がなければインフルエンザウイルスの吸入を予防できません。これは科学的に証明されています。でも、かかってしまったらマスクはしてほしい。自分が持っている病原体を出来るだけ巻き散らかさないという目的では有効なのだ。

・うがい…気道粘膜に付着したインフルエンザウイルスが粘膜細胞内に侵入するのに20分程度、と医学的に言われている。だから「外出後のうがい」は帰宅前20分以内の感染にのみ有効。しかしうがいで洗浄できる範囲は狭い。そして細胞内にイソジンとかやれカテキンなどが浸透するわけがなく、一旦細胞内に侵入したウイルスに対してはうがい薬でのうがいも無効。ただし、一般の“風邪”に対してのうがいの有効性を示した論文はある。しかしインフルエンザへの効果は不明。追加するとその結論には、イソジンでのうがいは口腔内細菌の減少や細胞障害などにより、単なる水でのうがいより予防効果が落ちると記されている。

・手洗い…世界的常識。エビデンスに基づいている。 インフルエンザ検査は鼻のアナに綿棒ズブリグリグリ(最中にンガッ)やられるだろ?なぜ鼻か?それはハナミズにウイルスがいるから。そのハナミズ、クシャミで飛散したり鼻かんだ手でアチコチ触られることであちこちに付着している。ドアノブ、つり革など不特定多数が触るモノにはウイルスがいると思え。その部をアナタが触る、そうするとその手に付着、その手で目をコスル、鼻をホジル、あんぱんパクリでウイルスは粘膜に付着、すなわち感染。この経路、論文もあり、ずいぶん前だがNHKでも実証したものを放送している。だから外出後はまず手を洗え。石鹸でゴシゴシとじゃぞ。

どうじゃ、この国はサイエンスのセンスが皆無とおもわんか。


あれれ、もしかして・・・と思ったらすべきこと

先にインフルエンザは検査しなくちゃ判らない、と言った。ではそのタイミング。発熱時から24時間くらいたっていた方が一発で診断しやすい。発症直後はウイルス量が少ないから検査に反応しないのだ。したがって24時間位の時間をくれ。あなたにとってもその方が検査での綿棒グリグリ、ンガッも一回で済む。

それからな、あやしいとおもったらマスクして来い。感染しないためではなく、他人に感染させないためじゃ。それと医者の前でマスク外して咳したりクシャミすんな。至近距離なんだからよ、感染すんじゃね〜か!オイラ達だってウイルスのターゲットたるホモサピエンスなんじゃ。っちゅーことで、なんとかインフルエンザの流行を減少させるためにも、友人・ご家族の皆様にこの情報をシェアしていただけんじゃろうか。


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