不動たたみです。
自販機シリーズ記事はとりあえずこの辺で一休みの予定なのですが、今回は究極の自販機だけでビジネスを行っているお店をご紹介。
自販機マニアの聖地。京都の日本海側にあるドライブイン・ダルマに行ってきました。
店名:ドライブイン ダルマ
場所:京都府舞鶴市字丸田822-1
交通:最寄り駅から徒歩30分程度。そのため基本的に自動車。
営業時間:夕方6時頃にはお店を閉めているようです。売り切れになることも多いので、昼時に来ることをオススメします。
自販機型ドライブインって、昔は高速道路が整備されていない時代に、パーキングエリア代わりに60年代、70年代までは国道沿いでたくさんあったようです。
現在では、コンビニなどがその代わりになっているようで、どんどん廃れている店舗形態です。
おそらく、昔の方々は24時間営業するために、高収益で手間のかからない方法をいろいろ考えた結果、今回のような「うどん・ラーメン」などの自販機に行き着いたのかと思われます。
天ぷらうどんの自販機。こちらも食べましたが、個人的にはラーメンの方が好きでした。
ちなみに、ハンバーガーの自販機なんかもあります。
このハンバーガーの自販機は、中で電子レンジ的な方法で暖めているっぽいです。たまに、高速道路のサービスエリアにも、この手のホット自販機を見かけることがあります。
ですが、「うどん・ラーメン」の自販機は、現存するのがもうかなり少ないようで、なかなか見かけることはありません。
不動たたみも、ほとんど出会ったことがありませんが、地方のドライブインでたまに見かけることができるようです。その辺は、ネットで調べるといろいろ出てきます。
ともかく、今回は「ラーメン」の自販機で試食です。
250円を入れます。
中で汁などを入れたり、湯切りなどをしたりして、出てきます。約30秒程度で。
手で取り出します。
ドライブイン内のテーブルにて試食。
おいしいです。
チャーシューも、ネギも、もやしもちゃんと入っていて、250円という値段を考えると、自分で作るよりも安いです。
さあ、この内容をスキマ不動産的に考察させてください。
たまたま、このビジネスは「ドライブイン」という地方型のビジネスが、40年以上という時の流れを乗り越え、運良く現代まで残ってしまったパターンですが、21世紀型のビジネスとして考えると、今回のような機械を浅草あたりの観光地に設置すれば、絶対に売れます。
ノスタルジーを観光地化できるような場所を選定して、この手の機械を設置すれば、スキマ不動産効率200%と言っても良いでしょう。
しかも、競合が基本的に生まれにくい。
なぜなら、現存する機械が日本中をさがしても、ほぼ無いため。
そのため、何らかの機会で運良くこの手の機械の中古をまとめて手に入れられたあなたは、ノスタルジーを売りにできる地域の土地なり、建物を買うだけで、無人販売ビジネスの完成です。
実際のところは、都心部の場合は保健所の許可などがあると思いますので、
地方に比べてその辺のチェックが厳しいですが、うまく乗り越えれば儲かる不動産投資です。