慰謝料と言えば、米国などの有名人のあまりに高額な慰謝料にビックリさせられる。バスケットのマイケル･ジョーダンとか、映画監督のスティーブン・スピルバーグとか。100億円だの200億円だの、さっぱり訳の分からない額だが、米国では有名人のならず一般人の離婚の場合の慰謝料も高いらしい。それは、結婚している間に稼いだ額を、ふたりできっちり二等分するという考え方があるからだそう。

ひるがえって日本の一般人はと言えば、慰謝料を払うケースは少ないのではないだろうか。実際、今回の調査では「慰謝料を貰った（又は払った）」は全体の2割。しかも、その額は100万〜200万円程度といった感じ。

ちなみに、財産分与についても聞いてみたが、「財産分与があった」と答えたのは1割弱。その内容も家具、家電車、時計など、財産と言うよりは手持ちの物をふたりで分けるといった感じだろうか。日本の場合は、米国と違って、なんとも慎ましいというか、これぞ「和の心」ということなのであろうか。

●離婚の際に、慰謝料の支払い（貰った又は払った）はありましたか？
離婚歴あり既婚者[再婚者]　30代・40代　女性100名に聞きました。

・財産分与はなかった・・・92人
・財産分与はあった・・・8人
┣貰った・・・3人
┣与えた・・・1人
┗貰った・与えた・・・4人

※アイオイクス調べ（離婚歴あり既婚者[再婚者]　30代・40代　女性100名にアンケート）
※2013年4月実施