さて、いざ夫婦不仲となった場合に、最初に離婚を切り出すのは旦那か妻かという調査である。全体で見ると、旦那が切り出す場合がやや多く、単純に考えれば「男性の方が離婚を決断しやすい」ということになる。これは当然、収入があり生活力が高いが故のことだろう。
内訳を見て興味深いのは、どちらかに離婚の原因がある場合は離婚を切り出すのは旦那が多いが、「どちらか特定できない、あるいは双方に原因があった」場合には、離婚を切り出すのは旦那と妻がほぼ同数だということだ。極論すれば「旦那に浮気をされても自分が浮気をしても、離婚までは考えない妻だが、性格の不一致・価値観の違いの場合は離婚を決断しやすい」ということになる。浮気は辞めること・辞めさせることができても、性格の不一致・価値観の違いは直せないのだから、こうした結果になるのだろうか。
●離婚を切り出したのはどちらですか?
離婚歴あり既婚者[再婚者] 30代・40代 男性100名に聞きました。
・自分(旦那)が離婚を切り出した・・・55人
・妻が離婚を切り出した・・・43人
・その他・・・2人(両親、妻の家族)
【内訳】
・自分(旦那)に原因(旦那の浮気、金銭問題等)
┣旦那が離婚を切り出した・・・15人
┗妻が離婚を切り出した・・・8人
・妻に原因(妻の浮気、金銭問題等)
┣旦那が離婚を切り出した・・・14人
┣妻が離婚を切り出した・・・10人
┗その他・・・1人
・どちらか特定できない、あるいは双方に原因があった(性格の不一致・価値観の違い等)
┣旦那が離婚を切り出した・・・26人
┣妻が離婚を切り出した・・・25人
┗その他・・・1人
※アイオイクス調べ(離婚歴あり既婚者[再婚者] 30代・40代 男性100名にアンケート)
※2013年7月実施