さて、前回より「離婚の慰謝料」のケース事例をお届けしているが、今回紹介するのは「慰謝料に加え財産分与があったケース」。財産分与とは夫婦の共有財産を折半しましょう、というもので預金や有価証券、不動産、家財道具などが対象となる。
それでは、以下ケース事例を2つ。
慰謝料50万円+財産分与500万円 31歳/保険業/営業職※離婚当時
(質問2)離婚時にお子さんはいましたか?
子供なし
(質問3)離婚時の世帯年収は?
700万円(妻の収入は無し)
(質問4)離婚の原因は?
性格の不一致
(質問5)慰謝料は具体的にいくらでしたか?
50万円
(質問6)金額を提示したのはどちら?
自分
(質問7)慰謝料の額は、どのような考えで決まりましたか?
調停委員の判断に従った
(質問8)慰謝料の額は、離婚前に決めましたか? 離婚後に決めましたか?
離婚前
(質問9)慰謝料は一括払いでしたか? 分割払いですか?
一括払い
(質問10)慰謝料のほかに、財産分与はありましたか?
預金(500万円)
(質問11)慰謝料、財産分与は、当事者同士の話し合いで決まりましたか?
話し合い(協議)で決まった
(質問12)慰謝料、財産分与の内容について、あなたは納得していますか?
穏便な解決だったので納得している。
慰謝料500万円+財産分与300万円 43歳/広告業/営業職※離婚当時
(質問2)離婚時にお子さんはいましたか?
子供なし
(質問3)離婚時の世帯年収は?
900万円(自分650万円+妻250万円)
(質問4)離婚の原因は?
自分の浮気
(質問5)慰謝料は具体的にいくらでしたか?
500万円
(質問6)金額を提示したのはどちら?
嫁
(質問7)慰謝料の額は、どのような考えで決まりましたか?
12年間の労働換算
(質問8)慰謝料の額は、離婚前に決めましたか? 離婚後に決めましたか?
離婚前
(質問9)慰謝料は一括払いでしたか? 分割払いですか?
一括払い
(質問10)慰謝料のほかに、財産分与はありましたか?
預金+車(300万円)
(質問11)慰謝料、財産分与は、当事者同士の話し合いで決まりましたか?
話し合い(協議)で決まった
(質問12)慰謝料、財産分与の内容について、あなたは納得していますか?
金額が高かったかなと思うが、2人で3回程度話し合い円満に解決した。
※アイオイクス調べ(離婚の際に慰謝料を払ったことのある30代・40代サラリーマン 男性30名にアンケート)
※2013年10月実施