第4回は「離婚調停で合意できた理由は？」。夫婦間では合意できなかったものが、調停によるどのような結論によって合意に至ったのかという質問である。今回と次回の2回にわけて結果をご報告する。

離婚調停によって合意に至った理由はなんですか？　その１

●第３者が入ったことで、あきらめたかな・・・
●資産はあくまで折半で、納得いかなったが時間ばかりかかるので折れた
●相手に多少なりとも、法的なダメージを知ってもらった
●調停では養育費や親権で折り合いがつかず、どうする事も出来なかったが終了後に親権を一人ずつ持つ事になり決着が付いた。
●元夫が、子供の学資保険の掛け金分を半分返してほしいと言う要望だったが、そう言って来る元夫の言い分が信じられず、躊躇したが、この部分を私が受け入れたら合意するのでしぶしぶ承諾した。
●養育費の支払のみの話ですぐに合意に至った
●慰謝料の額で合意に至ったから
●自分の思っていた金額で決まったので
●手切れ金を払う形で落ち着いた
●財産分与額については相手方は全く譲らなかったが、こちらが譲歩すれば年金分割割合を譲ると言ってきたので、早く離婚したかったため和解に応じた。
●相手の嘘が暴かれて、向こうがあきらめて合意に至った
●調停員が相手側と話がつかないので裁判にした方がいいとのことでしたが、調停員の説得もあり、費用や期間が掛るので相手側の条件に合意した。
●判決をもらっても良いと思っていたが、５年間のうち２度の調停・不調・裁判へと移行しているうちに、相手の借金が増えるばかりで、このままでは元夫の借金を背負う羽目になると判断し、弁護士と相談の上和解を決めた。
●結局私が折れた。話が前に進まなかったから。
●慰謝料も財産分与もしないと言われ、もしそれで私が合意をしないなら、離婚裁判をすると言われた。そこまでするより、早く別れたかったので仕方なくそれで合意をした。
●弁護士さんと話し合いながら決めました。要望していたことがまあまあ、承諾されたので譲るところは譲りました。
●夫が最終的に養育費の支払いに合意したため
●慰謝料の合意
●合意に至らないと調停が長引くこと、次回に持ち越しても結果がかわる見通しがないことを調停員から説得されたため。
●養育費は払いたくないといい続けていたが、相手の言い分が通らなかった。弁護士に相談して来いと調停委員から怒られていた。
●こちらの提示金額よりも相手の提示金額の方が低かったのだが、調停委員さんが説得してくれて、こちらの提示金額により近い金額で了承させてくれたから。
●子どもに会わない代わりに、養育費と慰謝料などの金銭面を一切要求しない
●相手側が折れたから
●離婚することに関しお互い同意であったが、子供の親権を私がもつことで決まったから。そして慰謝料の取決め、養育費の取決めがきちんと決まったから。
●合意というより、妥協。浮気されて、申し訳ないという気持ちもないらしく、お金でかたをつけられた感じ。
●２回の調停を試みてみましたが、合意に至らず、私が弁護士に相談し、裁判の準備に入ったところで急に夫からサイン済みの離婚届を持ってきて離婚となりました。
●養育費はいらないから勝手に子供に逢わないでほしい、と言うこちらの思いはあったが、調停委員の方が夫が面接権を主張するなら養育費を払う義務があることを夫に伝え、こちらが一般的な金額を調停員の指示の元、請求したがかなり値切られて仕方なしに合意した
●子供たちへの養育費をきちんと私の希望通りになったので
●調停委員が、相方を諭すような言葉を何度も掛けてくれたから
●もう関わりを持ちたくなかったから、早く終わらせてしまいたかった。納得はしていないが、それ以上長引かせたくなかったから。
●最低限譲れないラインを保てた。ある程度意見を聞いてもらえた
●調停員が夫を納得させたが私は慰謝料も請求しなかったから離婚できた
●調停員の説得で合意に至った
●浮気が原因だったのでその証拠など事細かに詳細に調べて書類にして提出したら相手が合意した

【調停離婚をした女性100名のプロフィール】
※調停を経て、審判、判決または和解・認諾などの離婚に至った場合も含む

●離婚時年齢：平均38歳
●結婚期間：平均9.8年
●離婚時お子さん：いた83％、いなかった17％
●調停を決めた（言い出した）のは：自分83％、夫17％
●離婚調停で合意：85％
●離婚調停で合意できず審判、判決などへ：15％