いつもお世話になってる渋谷の制作会社さんのオフィスに打ち合わせに行ったら、折り入ってのご相談を頂いた。
「あのさ、近所の東急で海洋堂フィギュア展やってんだけど、一人じゃおっかないからさ、一緒にいかない?」
うん、まぁ確かにおっかない。いや、なにがといわれてもなンだが、そういう成り行きでハリスが一肌脱ぐことになった。
いつもよりちょっとだけ、フーゾクに行くのとおんなじくらいの鼓動でいざ出陣したのだけれど、なんだかちょっぴり肩すかし。一般社会人には縁遠いもう一つの世界が広がっているかと思いきや、あっちやこっちでおなじみの人形がいっぱい。国立科学博物館や有名どころの動物園や水族館、化石博物館などで売ってるお土産やカプセルトイなんかも海洋堂さんの作品だったんですね。くっはぁ〜、なんかすっげーエロいのとか、社交性が著しく低い人たちとかいっぱいいるのではないかと期待したんだけれど・・・。
いや、でもなかなか、なかなか。これさ、見る目がある大人こそ行くべきなんだろうな。
ということで、適当にスマホで撮影してきた写真を紹介するね。
■入口でお迎えしてくれた宇宙服っぽいやつ。説明はめんどいから読んでません。
■懐かしいプラモの山と一緒に新しめのゴジラ。小学生くらいのサイズ感。
■北斗神拳のあの人。身長180センチくらい、頭のサイズは幼児以下。意外とグロい。
■レッドバロン撮ったどー!
レッドバロンとは:「スーパーロボット レッドバロン」これが番組名。1973年に初回放送された一部のおっさんが声を荒げて喜ぶ70ヒーローで、TE27レビン&トレノあたりを未だに型式で呼ぶハリスのようなおっさんが好む。これの続編のマッハバロンってのもあるが、やっぱ恐ろしくダサくてかっこ悪い。このダサカッコ悪いロボットの“よさ”を必死に探し出すところに、ポリアンナ物語のよかった探しに通じる正義がある。2014年、このような概念をやたらと酒の席で共有したがるおっさんをあぶりだすアイテムの一つとして国立科学博物館に展示されること決定、するといいな。