編集部ハリスの大人的趣味


涼しく燃え上がるフードアトラクション

7月6日、気象庁は7月8日から1週間の熱波注意報をだした。
まさに夏本番の到来。恐らく週末のビアガーデンも予約が埋まりつつあることだろうが、皆さんはこの時期、何を食べて涼を取ってゆかれるのだろうか。
調べて見たところ、今、流しそうめんが“熱い!”のである。
昭和30年、宮崎県発祥という意外に新しい流しそうめん。
我々日本人の創意工夫の賜物のようなそれが、昨年タカラトミーの技術者による研究開発の末(おそらく)、絶叫を呼ぶ夏のフードアトラクションとして新たに世間を席巻していたのである。


カイゼンが進む日本人のココロ

流しそうめんスライダー

昨年の登場と共にネットで火がつき、アマゾンなどECではプレミアが着いていた「流しそうめんスライダー」だが、水を溜めるプールの容積がやや不足気味の為か、水が溢れる事件が全国的に多発。それを良しとしないタカラトミーは2017年、血のにじむようなカイゼンを続け(おそらく)、リニューアルした商品を我々にぶつけてきた。

我々スタッフは、気象庁の動きに注意しつつ、猛暑到来夏本番のその前に、いち早くGETに成功!しかも定価で買うことができた。その喜びと興奮をココにお届けしてゆく。

タカラトミーの技術力の結晶であろう作品ゆえに、組み立ては困難を極めるのではないかと予想したが、code-Gの大人力を駆使した結果10分で完成。あっという間に堂々たる姿を目の当たりにすることができた。

じゃんけんで負けたUDOがそうめんの変わりに買ってきたコンビニそばで早速実験。第一投をそっと流し込む。するとどうだろう、想像を裏切るかのように穏やかに流れ出した。
と思った刹那、スライダーの頂点に鎮座したザブーンパケツが飛沫を上げて爆水投入。そばはターボチャージャー、いや、ニトロスイッチをONしたかのように急激に加速する。もはやiPhoneのカメラでは追うことができない速度となって我々をあざ笑うかのごとく瞬く間に通り過ぎていった。。。


流れていくそば


うっかり恋に落ちてしまうことも可能?

興奮した。これならダットンとアロンによって発表された恋の吊り橋理論を、お茶の間で涼を取りながら彼女の恋心を燃え上がらせることも可能な気がするのは私だけであろうか。
何よりSNS映えするアイテムなので自宅デートに誘いやすい(恐らく)。今年の夏は流しそうめんスライダーで涼しく燃え上がって頂きたい。