天海源一郎のアカン経済:正に『JAPAN is BACK』や!!

2020東京オリンピック

ご存知の通り、2020年に東京オリンピックが開催されることになったで!
アジアの国々で2回も夏季五輪を開催するのは日本だけや、アジア随一の国と胸を張ってええわけや!
なにしろオリンピックやから経済に及ぼす影響はホンマに大きいんや。あちこちで「経済効果はウン兆円」と予測数字を出してるけど、単純に丸めた数字にできるもんやないとオレは思うで。なにしろオリンピックやからな!
 
注目したいのは、その経済効果の「範囲の広さ」や。
建設業からそば屋まで好影響に浸るで〜。国立競技場は一新されるし、オリンピック施設も新たに建設される。当然その材料となる鉄鋼、セメント・・・ありとあらゆるモノの需要が高まるんや。スポーツ人口の増加は間違いないし、警備も観光もみーんな潤うことになるんや。
ホンマにこの時代に生きてて良かったで。当然気分はウキウキで財布の紐も緩みがちになる。これがさらに経済に好影響を与えることになる。好影響のスパイラルが見られるっちゅう訳や。


ま、消費税は5%→8%になるけどな

もちろん心配事もあるにはある。
多分引き上げられる事になる消費税がその一つや。10月にも安倍総理が判断をするということやが、来年4月からキッチリ8%になると思うで。
ちなみに消費税を引き上げる理由について財務省ではこう説明してる。

今後、少子高齢化により、現役世代が急なスピードで減っていく一方で、高齢者は増えていきます。社会保険料など、現役世代の負担が既に年々高まりつつある中で、社会保障財源のために所得税や法人税の引上げを行えば、一層現役世代に負担が集中することとなります。特定の者に負担が集中せず、高齢者を含めて国民全体で広く負担する消費税が、高齢化社会における社会保障の財源にふさわしいと考えられます。(出典:財務省HP「消費税引き上げの理由」)

ほら、なかなか反対しにくいやろー。
「そうしないと現役世代の負担がますます増えますよ」というおどしっぽい一文まであるしな。消費税を引き上げたことで個人消費が冷え込むと経済には大打撃でもある。なにしろGDP(国内総生産)の約6割を占めているのが、ほかでもない「個人消費」だからや。これがダメになると、せっかくの景気回復も元の黙阿弥や。
 
それを食い止める格好になるのがオリンピック開催による経済効果やと思う。なんとかいけるとは思うけどな・・・。


いよいよ“デキる若者”の時代が到来するで〜

そうなると「バラ色の世の中」かというとそうではないで。全員が幸せということは決してないんや。
オレが一番懸念しているのは

「ここでダメなら、その企業はホンマに潰れてしまう」

ということや。


若者

これまでは「景気が悪いから」「政治が悪いから」を理由にのらりくらり延命してきたけど、景気が回復する中で業績が回復しない企業は「用ナシ」ということが確定してしまうんや。
その数は相当規模の企業でも10社や20社ではないはずや。もっと多いと思うで(瞬間的に失業者が増えるかもしれんな)。

社員(従業員)レベルに目を移しても同じようなことが言える。
これまで景気のせいにして稼ぐこともせずに、働き以上の給料を貰っとったヤツらが淘汰されるんや。言い訳は誰も聞いてくれへんでー。
 
代わりにその椅子に座るのが、厳しい経済状況の中でもなんとか社業に貢献してきた20代後半〜30代の社員や。実はできる人達が多いことをオレは知ってるで!

ついに君らの時代が到来するで!
思う存分、腕を奮ってちょーだい!

働きもせんオッサンらを蹴っ飛ばすんやっ!
(これだけ持ち上げてるんやからオレのことは蹴飛ばさんといてくれ)


天海源一郎
株式ジャーナリスト・個人投資家
天海源一郎(てんかい げんいちろう)
有名週刊誌で発表した推奨銘柄が次々とストップ高となり、いつしか「Mr. ストップ高」と呼ばれるようになった男。個人投資家が儲けるための投資の啓蒙をライフワークとする。ラジオNIKKEIを経て2004年独立、現在に至る。著書多数、メルマガも好評。
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