不安定な世界の経済状況。明るい先行きの見えない日本。そこにきて追い討ちをかけるように消費税率アップが本決まりになりそう。我々は、このままジリ貧を受け入れるしかないのか?Mrストップ高こと天海源一郎を招いて、こんな時代に描く未来のバラ色戦略を考えてみた。
みなさんこんにちは、Mrストップ高 天海源一郎です。いよいよ消費税増税ということで、頭を悩ましている方たちが多いそうですね。
飲食や趣味に毎月10万円使ってた人なら、自動的に毎月5000円税金として余分に支払うことになりますし、小遣いが5万円の人なら4万7600円に減額されるってことになりますね。普通に考えたらこれは結構なインパクトがあります。けど、お国の事情に文句言っても仕方ありません。
で、そこでぐっと我慢するだけの皆さん、今日からはそんな自分とは決別して、ピンチをチャンスに変える逆転の発想を持ってください。
今回の増税ですが、天海流に言わせてもらえば、こんないい情報もらっていつまでもくよくよしてるほうが理解できない!というのが率直な感想です。よいですか?消費税増税などという大きな世の中の出来事が起こればどうなるでしょう。え?小遣いが減る?便乗値上げ?そんなんあたりまえ。他にもっと大きなこと、企業の価値も大きく変わる可能性があるって気づいてましたか。
消費税は1989年4月に税率3%で導入された。なんで1000円のモノを買ったときに1030円払わなあかんのか?と疑問に感じたのが懐かしいで〜。その後、橋本龍太郎政権時の1997年4月より税率が5%に上がった。1000円のモノが1050円になった訳や。消費税アップ時に世の中がいったいどうなったか見てみるで。
1997年は、アジア通貨危機も重なって、山一證券や拓銀、長銀など大手金融機関が破綻した。今回も、ユーロ危機が収まらず、ユーロ圏第四位の経済規模を持つスペインも虫の息らしいで。国家財政破綻なんかしてみいや、同じどころか、もっとひどい状況になりかねんでぇ。そこに「消費税アップ」なんや。どないなんねんっ?