いまもつづく失われた20年。それに追い討ちをかけるような東日本大震災。原発事故はとどめの一撃でしょうか。しかし、そのような状況でも復活の狼煙はすでにいくつも上がり始めており、投資の観点からも目が離せない状況へと進展しつつあります。
さらに、忘れてはいけないのが米国大統領選挙、ユーロ安定化・中東情勢・熱波による穀物不足など、影響力を持つグローバルな情報についても、しっかり注目しておいた方が良いでしょう。
国内においては復興がテーマ。敗戦・阪神大震災などいく度も復興をなし得てきた日本の底力に期待し、実際に投資を行って見てはいかがでしょうか。
みなさんこんにちは、Mrストップ高の天海源一郎です。東日本大震災から約1年半。家電や半導体を中心に、日本の景気は冴えない状態です。
しかし、ここのところ、日経平均株価がじわりと上がってきているように、新たな流れが出てきていることに気づきませんか。
東北の震災復興もこれから本格的に始まっていきそうですし、さらに、太陽光発電などエネルギー政策の変化がビジネスチャンスとして生まれてきています。
みなさん、省エネ・エコな家のスマートハウスって聞いたことありませんか。
石油・穀物が上昇し、原子力の拡大が見込めない今、できるだけ省エネでクリーンな住宅を建てようという動きが出てきています。これには、住宅メーカー・IT産業・建設会社など様々な会社が関わっている一大プロジェクトです。
江戸時代、江戸の街は大火のたびに、新たに家を建てて復興し、明治以降も関東大震災・阪神淡路大震災からも立ち直ってきました。
力を合わせて復興に尽力して進んでいきましょう!
日本で起きた大地震は、阪神淡路大震災・世界では2005年に起きたインドネシアのスマトラ沖大地震
阪神・淡路大震災の時は、円高による不況が重なったために、株価は大きく下げ、回復基調まで半年かかったな。1月に震災が起きてから、7月に最安値となり、その後、半年かけて元の株価水準(19,000~20,000円台)に戻ったんや。
また、インドネシアのスマトラ沖大地震では、多数の死傷者がでたのにもかかわらず、インドネシアの株価はほとんど下がらんかったんや。
今回の東日本大震災後は、為替が円高に進んで、株価が下がっている。ユーロ危機もあり、世界経済全体が落ち込んでいる中、少し流れが変わりつつあるで。