牛の生レバーの販売が規制されることになり、6月いっぱいで「レバ刺し」が日本から消えてしまった。レバ刺し好きには腹立たしい限りだが、転んでもただでは起きないのが「人の逆」のキホン。レバ刺し禁止でもオイシイ思いができる方法を、Mrストップ高こと天海源一郎と考えてみよう。
みなさんこんにちは、Mrストップ高 天海源一郎です。
生レバー抜きの焼肉なんて、オードブルのないフレンチのようなもの。禁止となれば、
ますます食べたくなるのが人情ってものですよね(ちなみに私はもともと生肉苦手)。日本にはいろいろと生食文化もありますから、「何でもかんでも規制」とならないことを願います。
さて、食べられなくなったからといって意気消沈もしていられません。どっかが押されれば、どっかが飛び出すというのは自然の摂理。レバ刺し規制で泣く人がいれば笑う人もいるものです。小さな変化でも目ざとく見つけて儲けにつなげる、そんな逆転の発想が大切です。
レバ刺し規制でも、人間はお腹が空いたらなんか食べるもの。おいしいものを食べたい欲望はつきません。えっ、焼肉用のレバーをあえて生で食べる?いやいや、そんな非合法はいけません。そんなのリスク大ありでしょう。ヒントは「レバ刺し食べた〜い」という欲望が、どこに向かうのかってことです。
吉野家や焼肉屋(安楽亭、株式会社さかい)の株価が下落、寿司屋(カッパクリエイト、くらコーポレーション)の株価が上昇
豚肉代替メニュー「豚丼」なんかでもがんばったけど、牛肉をメインメニューにしていた企業は軒並み売り上げダウン。大阪の老舗焼肉屋の「スタミナ軒」は倒産にまで追い込まれた。一方、その際に好調だった業界が回転寿司。肉を食べない分、他のご馳走を食べたいと寿司の方に向かったことがうかがえますなあ。