12/26 thu

月5万稼ぐ スキマ不動産のススメ
  • 視点を変えれば可能性は無限大の投資法
  • 不動たたみです。
    自販機の記事が好評なようで「もっと詳しく知りたい」との声をいただきましたので、“自販機シリーズ”と表してもっと掘り下げてみたいと思います。

    前回までは、主に飲料メーカーにメンテナンスを丸投げしたパターンと、自分自身で飲料自販機を設置して対応したパターンとに分け、自販機といえば世間で最もスタンダードな「飲料自販機」というカテゴリから攻めてみました。

    自販機業界の中では、まずこの「飲料自販機」が全体の90%以上を占めると思いますが、実は自販機にはいろいろなバリエーションがあるんです。ラブホテルにあるコンビニボックスも自販機ですし、極端なことを言えば、ラブホテルそのものが半自販機…とも捉えられるかも知れません。

    さて、不動産投資のコラムですので、実際に私たちに実践できるノウハウをお伝えしなければならず、ラブホテル経営について考えるわけにはいかないので、話を戻すことにしますが、読者の皆様にも即始められる、飲料以外の自販機についてまとめてみたいと思います。

  • 自販機本体はどこで買えばいいのか?
  • 私が把握している中古の自動販売機が入手可能な(売っている)場所は以下です。
    ・ヤフオク
    ・自販機の中古機器取り扱い業者(だいたい整備もしてくれます)
    ・業務用中古機器販売店(厨房機器中古販売店や大規模なリサイクルショップなど)
    ・ゲームセンター機械の中古業者

    中でも、一番初心者向きなのは「ヤフオク」です。

    で、ヤフオクで何を買うか。
    とりあえず、ヤフオクで「自販機」と検索して、価格の高い順から表示してみましょう。すると、様々な自販機が表示されます。

  • ヤフオクで「自販機」

  • ジュースの自販機が多いですが、昔の免許証機能のないタバコ自販機、輸入の海外製自販機、公衆トイレに置いてあるティッシュの自販機、病院にあるお花の自販機…などなど多種多様。

  • 売るものに囚われる必要はありません
  • つまるところ自販機は、「お金を受け取り物品を渡す」という作業を代行するものであり、世間一般にイメージされる“自販機が売るであろうもの”に囚われる必要はありません。

    わかりやすい例が、秋葉原にある「おでん缶」の自販機です。これは、缶ジュースのサイズのおでん缶を作っただけ。

  • おでん缶の自販機

  • ガンダムのTシャツ自販機なんかも、その典型的な形と言えます

    そう、サイズさえ合えば、もう何でも自販機で売ることができるんです。
    その自販機の吐き出せる規定サイズに入って、ある程度重さがあり、問題なく自販機が動くなら、売る物は何でもいいのです。

    例えば、あなたの家の目の前が、住宅街の真ん中にある公園だったとしましょう。そこで遊ぶ幼児の為に、おむつの自販機を置いたら、売れるかもしれません。しかも、おむつの場合、冷やすことも暖めることも不要なので、電気代はほぼゼロ。本体は、病院のお花の自販機の中古品を使用するなど…。
    そんなふうに考えていけば、自販機の可能性は無限大です。

    でも、私だけが、こんな“何でも自販機”に興味を持っているのかと思ったら、ありました。ファミリーマート 自販機コンビニ(ASD)
    あなたの家が、中学校の校門や公園の入り口の目の前にあって、周りにコンビニが無い場合、このファミマの自販機コンビニを設置すれば売れるかも知れません。

    大手が参入するということは、素人がやっても必ず儲かるという事です。もうすぐ、こういった仕組みが爆発的に普及する可能性があります。

    自販機本体はすでにいくらでも中古で出回っているわけですから、それが置ける土地をお持ちで、さらに家が中学校の校門や公園の入り口前にあって…みたいな好条件が重なる人はチャンスです!

  • もっと簡単に始められるガチャガチャの自動販売
  • ガチャガチャ

  • ガチャガチャの自販機は、2万円~5万円の予算で購入できます。ガチャガチャの自販機本体は、ヤフオクでも売っていますが、前述したサイトでは、ガチャガチャの商品入りで仕入れられます。見ると、200円商品50個で7500円程度なので、粗利25%ぐらい確保できるようです。ガチャガチャの本体は電気代ゼロです。

    ガチャガチャの機械初期投資を1台3万円として、中身を入れるところが上下に2箇所あるので、2種類投入可能。そうすると、200円商品で2500円の粗利として、2種類販売できるので、上下で5000円の粗利。6回転すれば、本体の3万円は回収できます。

    売り上げにすると、
    200円×50個×6回転×上下2段=12万円
    粗利25%なので、利益は3万円

    よって、本体の投資代を回収するためには、200円販売ガチャガチャで、300個売れば回収可能と言うことになります。上下合わせて1日1個ペースで売れるなら、1年で本体の投資は回収可能。電気代がかからないので、赤字のリスクは極めて低いと言えます。

    子どもの多い地域・大人が多い地域に応じてガチャガチャに入れる商品を変えることができ、臨機応変さもあります。なぜか、まとめて設置する台数を増やせば増やすほど、人目を惹き売れ行きが上がる不思議な商売なので、人が大勢集まる場所に物件をお持ちならチャンス!!

    販売するための許可も要らないし、人通りの多い場所に物件さえあれば、誰にでも始められるビジネスです。また、ガチャガチャについては賃貸住宅でも取り入れることが可能です。一階部分や半地下が、屋根付き駐車場になっている一戸建てがありますが、そこに車を置かずに、ガチャガチャの機械を壁際に大量に置くのです。
    すると近所の小学生が集まり、住宅街の駄菓子屋的ビジネスが無人で完成します(笑)。

    ということで、自販機の可能性に興味を持たれた方は、是非挑戦してみてください。
    自販機は間違いなく立派な不動産投資であり、ガチャガチャも立派な不動産投資です!

  • 不動たたみ
  • 不動たたみ(不動産投資評論家)



    【夢は不動産家賃収入で悠々自適生活】

    仕事は、不動産投資としての物件の管理、新規物件の購入、減価償却が終わってきた物件の売却など。


    不動産投資で私のような平凡な女性でもじゅうぶん自活出来るようになったノウハウを皆様に伝えられればと思い活動中



    ブログ:不動たたみの「不動産がお金を産むんです。」

不動産 バックナンバー

一覧へ >

新着記事