竹原慎二のボコボコ相談室


体罰も時には必要じゃないでしょうか。

塾講師 -SKKさん
塾講師
SKKさん(29歳)

私は戦いに勝つため、強くなるために時には強制的な指導も必要だと思っています。昨今、スポーツの体罰問題がニュースになっていますが、愛の鞭もひとまとめに体罰で悪だという風潮がおかしい気もします。一部の極端な暴力的な指導者のせいで、全ての指導者への風当たりが強くなっている気がしますがどう思われますか?

スポーツ指導で体罰ってなんじゃ?

意味わからんわ。

竹原慎二

勘違いしとるやつが多いが、スポーツは自分の為に好きでやるもんじゃ。柔道や剣道、ボクシングも武術である前にスポーツで、兵隊が戦闘スキルを学ぶのとは違うんじゃ。

体罰の指導が上達に有効だと思っとるなら、自分が昔そうやって指導されてきたんか、それ以外の指導方法を知らんということじゃないんか。ゲンコツやビンタは選手を萎縮させることはあっても上達させることは無いわ。それどころかむしろ選手が萎縮して、伸びるものも伸びなくなる可能性が高い。選手起用のキャスティングボードを握ったベテランのおっさんが、女子供を暴力でねじ伏せる。これは単なる暴行だけでなく、精神的に恐怖を植えつけるパワーハラスメントでもあるんじゃ。

お前が言うところの「愛の鞭」っちゅーもんがあるのもわかる。俺の場合は悪ふざけで校舎の窓から転落したことがある。幸い怪我もなくピンピンしていたんじゃが、駆けつけた教師には思いっきりどつかれたんじゃ。その時は不思議なことに素直に受け入れることができて猛省した。今にして思えば、あれこそが生徒を心から想っての愛の鞭だった。しかし、そんなのは一生に何度もあるもんじゃないだろう。

ええか、スポーツはどんな理由をつけようと、体罰で選手が上達することは無い。指導者は、殴って指導した瞬間に傷害罪があたりまえじゃ


フィニッシュブロー

フィニッシュブロー

体罰肯定派は要注意思想の持ち主として
公安のマークが必要じゃ

 

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