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  • 欧州危機はオリンピック以上にエキサイティング

ロンドン五輪で盛り上がって、ニュースではあまり報道されなくなっていますが、ギリシャ・スペインなどの欧州経済危機は何ら解決していません。経済危機だ、株価下落と聞くと悪いことばかりに聞こえます。
ところが、経済危機の今だからこそ、ちゃっかり儲けている人もいるのです。Mrストップ高こと天海源一郎を招いて、経済危機でも儲かるバラ色戦略を考えてみた。

バラ色未来の「人の逆」戦略

為替は上がっても下がっても儲けられる

天海源一郎

スペイン・イタリア・ポルトガルと 経済危機は、解消のメドが立っていません。 私には、欧州の事は関係ないと思っている人多いのではないでしょうか? ところが、この欧州危機を利用して、儲けている人は、日本のサラリーマンにもたくさんいます。 その秘訣は、「海外投資」と「下げ相場で利益」の二つです。

投資というたら株を買うだけの時代から、世界中の通貨や株に投資できるとはいい時代になったもんです。つまり、経済危機で株価が下がったら、下がる方に投資していた人は儲かるということ。

スペインやイタリアが経済危機になったら、為替・株価が上がるか下がるか考えて予想して買うだけ。カンタンやないですか。

円高に対して無策な政府や日銀が、何とかしてくれることはありません。ならば、こんな危機にこそ、己で儲けるチャンスを掴むしかありません。

欧州危機?
危機の時こそ、大損と大儲けが
紙一重で面白いのよ

天海の知っとくウンチク

天海源一郎

歴史は繰り返す、とはよく言うたもんや。何十年かに一回、過去に起こったのと同じような危機が必ず起きる。 1998年には、アジア通貨危機がロシア危機にまで発展して、結局ロシアの国債が債務不履行(返済不可)にまでなったんや。

いつの時代もバブルのパターンは同じで、好景気で不動産や株価が上がっていくと上がるのが当たり前になってくる。ところがいつまでもそんないい話は続かないので、どこかで暴落する。日本のバブル崩壊も同じやし、今回のギリシャ・スペインも根っこは同じや。

  • ・世界的な信用不安で株価が下落
    ・ロシアの通貨「ルーブル」が下落
    ・質への逃避で、米国や日本の債券が上昇
1998年の日経平均株価

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